vol.7 あの人はどうして私の話を聞かないの?(2016/9/29発行分)

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バックナンバー抜粋

話の聞き方は人それぞれ…

いきなりですが、みなさんは、ちゃんと人の話を聞くことができますか?まわりの人はどうですか?ちゃんと、というのは曖昧な表現ですが、皆それぞれ自分なりに「ちゃんと」聞いているつもりでいることでしょう。

ところが、それぞれの数字の人が重視している「ちゃんと」の定義にズレがあるために「あいつと話していても全然楽しくない」とか「あの人と議論するといつも一方的に意見を押し付けられる」などのストレスや不満が溜まってしまいます。

その原因を考えるために、人の話を聞いているときの各数字の人の心理状態や裏事情をちらっと覗いてみます。今回は読者のみなさんの数字によって捉え方や発見することが大きく変わってくると思います(特定の数字の人が一方的に悪いということではありません)。まわりの人を思い浮かべながら一緒に考えてみましょう。

以前、Twitterにこのような投稿をしました。

***
一を聞いて十を知る9さん
一から十まで聞きたい4さん、
一から三ぐらいで飽きる3さん、
むしろ自分がしゃべりたい5さん
***

あっ、あの人のことかな?と心当たりのある方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)。これの続きで、以下で他の数字についても追加して一覧にしました。

<一から十までシリーズ>

一を聞いている途中に飛び出す1さん
一から十まで相槌を打つ2さん
一から三ぐらいで飽きる3さん
一から十まで話を聞きたい4さん
むしろ自分がしゃべりたい5さん
十を話し終わるまで口を挟まない6さん
一から十まで聞きながらゼロについて考える7さん
一から十まで質問する8さん
一を聞いて十を知る9さん
聞く前に雰囲気で感じ取る11さん
一から十を聞いて十一以降を作る22さん
二を聞いた瞬間に一を忘れる33さん

何のために話を聞くか

さて、それぞれのナンバーについての解説です。

<一を聞いている途中に飛び出す1さん>
例えるなら、イントロクイズで先走って不正解になる人です。話の内容そのものよりも、話を聞くことがきっかけになって何かを思いつき、思いついたら即行動せずにはいられないのが1さんです。そのあと話していたことについては何のフォローもありませんが、結果として1さんの役には立っていますので、まあ良しとしておきましょう^^;

<一から十まで相槌を打つ2さん>
聞き役の2さんは話が長くてもしっかり聞きます。ただし、相槌を打つことに一生懸命になり、話の内容を理解して自分なりに考えるという作業はおろそかになることも。自分が結論を出して責任を取るのには向いていないので「で、あなたはどう思う?」と意見を求めるよりも、こちらの考えを整理してもらうと良いでしょう。

<一から三ぐらいで飽きる3さん>
話が長くなるとスマホいじりを始める3さん…悪気はないのですが、じっとしていて同じシチュエーションが続くことが苦手です。時間が経つにつれ落ち着きがなくなってきます。脱線したり、話の枝葉を広げてあげると変化があって興味が持続します。最後まで聞いてもらうには話し手のセンスとスキルが必要かもしれません。

<一から十まで話を聞きたい4さん>
しっかり聞いてくれるのですが、順を追って丁寧に説明しないと話が進みません。4さん本人と考えが違ったり、4さんが知らないことがあったりすると、そもそもの話まで立ち返って足場を固めてからでないと先へ進めません。話が飛ぶと混乱しかねませんので、理解してもらうにはそれなりの準備が必要になるでしょう。

<むしろ自分がしゃべりたい5さん>
情報ベースで行動する5さんは、感情よりも言語的要素に意識が向きます。キーワードを拾いやすいように、専門用語や業界用語を話の中に織り交ぜると反応します。調べることが好きな5さんですので、聞いた話を家に帰ってから自分で検索して知識を吸収し、次の日にはハイテンションで他の人に、自分で見てきたかのように伝えます。

<十を話し終わるまで口を挟まない6さん>
常に相手のことを気にかけている6さんは、話の区切りがつくまで余計な口は挟まずに話し手の心の内を推し量りながら聞きます。話のポイントとなるところではその都度的確に相手が喜びそうなリアクションをします。話をしたい数字の人(1や5など)には嬉しい対応ですが、空気を読みすぎて反論したいときも黙って頷き、誤解を招くことも…。

<一から十まで聞きながらゼロについて考える7さん>
何事も自分なりに考えたり意味付けをしたい7さんは、人の話をそのまま鵜呑みにすることはありません。様々な角度からの見方を知りたいので話を聞くのは好きですが、聞きながらも意識は相手ではなく自分の世界に向いています。ときには思いもよらないポイントに話の勘所を見いだし、ユニークな意見を返します。

<一から十まで質問が細かい8さん>
親分肌の8さんは相手を応援したい気持ちからひとつひとつの対応が熱くなります。頼もしいのですが、行き過ぎると支配的、管理的になり事細かく「それで本当に大丈夫なのか」「そんなこと今まで聞いてなかったぞ」と口を挟みます。自由にやりたい数字(3や33など)の人には煙たく感じることもあるでしょう。

<一を聞いて十を知る9さん>
理解力があり相手の言わんとすることを汲み取るのが得意な9さん。多少説明不足でも欠けているところを補いながら上手く話を引き出します。ただ、あまりにも説明が右往左往すると「全体を見てモノを言えよ…」と、まどろっこしさにイライラした態度が滲み出ることも。頭のキレが良いだけに、無駄な時間と分かって耐えるのは苦手です。

<聞く前に雰囲気で感じ取る11さん>
直感が冴える11さんは相手の顔色を見るだけでどういう種類の話か察知します。話の途中で既にアンテナはその先を向いていて、無意識のうちに結論に関係のありそうなものを拾います。自覚なく先回りしているせいか、今話している内容と同じようなことがまわりで起こるなど、シンクロという形で思考の中身が表れることがあります。

<一から十を聞いて十一以降を作る22さん>
学んだことは世の中のために活かすのが22さんです。4系統(2+2=4)なので4さんと同様に話はじっくり聞き、そのうえで「自分には何ができるか」と頭の中で整理して、できることから実行していきます。「みんなでやる」のが22さん流なので、一から十まで話した人も当然巻き込まれるでしょう。

<二を聞いた瞬間に一を忘れる33さん>
6モード(3+3=6)で真面目なフリをしている33さんは、人の話を聞いているようで聞いていません。ひとつ聞くたびに面白いこと(←本人基準)を思いついて妄想の世界に飛んでいきます。そのため間違って記憶してしまったり、興味のないことは丸ごと記憶から抜け落ちたりします。…が、そのわりには話の最後はきれいにまとまる謎の一面も。

***

このように、ひとことに人の話を聞くと言ってもその目的はさまざまです。

全体に、偶数さんはコミュニケーションのために聞いているところがありますので、話し手はいかにも聞いてもらっている感じがするでしょう。一方で奇数さんは何らかのきっかけづくりのためという傾向が強く、聞きながらも自分の意思優先なので人の話を聞いていないように見えるかもしれません。

しかし、だから奇数さんと話をすることが無駄だということではなく、そのやりとりがあることで新しいものが生まれたり問題が解決したりするので、奇数さんにとっても会話は必要なもの。「自分の話を聞いてもらいたい、理解してもらいたい」と思う方も多いでしょうが、回りまわってどこかであなたの話が影響を及ぼしているのです。

ところで、話が一方通行になる人への対策ですが、そこは被害者(?)側の数字によって変わってきます。例えば自分が話したい5さんに対して、8さんであれば気迫で話の主導権を握れるかもしれませんし、遠慮することを良しとする2さんや6さんの場合は素直に聞いて相槌やコメントの言葉の選び方でうまくコミュニケーションを取る方法があるでしょう。

(後略)

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