vol.8 本能寺の変…数秘術で見る織田信長と明智光秀(2016/10/21発行分)

過去のメルマガ一覧はこちら

バックナンバー抜粋

(前略)

織田信長と明智光秀の生年月日

まず生年月日を調べましょう。諸説ありますが、最も支持されている日を採用します。

織田信長1534.07.03
明智光秀1528.03.20

参照:YAHOO!知恵袋
織田信長の生年月日
明智光秀の生年月日
※現在使われている西暦はグレゴリオ暦です。

  織田信長 明智光秀
LP 5 3
D 5 1
S 9 5
P 5 5
BD 1 2

 

LPはライフパスナンバー(行動パターンや思考癖)、Dはディスティニーナンバー(仕事や役回り、衝動的にやってしまうこと)、Sはソウルナンバー(心が満たされる体験)、Pはパーソナリティーナンバー(見た目の印象)、BDはバースデーナンバー(生まれつき得意なこと)です。詳細については、下記のプリラボ!自習サイトをご参照ください。

ライフパスナンバー
ディスティニーナンバー
ソウルナンバー
パーソナリティーナンバー
バースデーナンバー

D、S、Pの計算には、普通は生まれた時の名前を使うのですが今回は一般的に良く知られた名前を用います。現代風に言えば、最も活躍していたときのワーキングネームで見るということになります。

織田信長

「鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす」…信長の性格を言い表すこの句について考えていた時、ふとフィリピンのドゥテルテ大統領(LP5、D6、S5)と同系統の人ではないかと思い当たりました。

ドゥテルテ大統領といえば「(麻薬関連の犯罪者を)射殺したのは、まだ僅か1000人だ」という発言があったりオバマ大統領を「売春婦の息子」と侮蔑したり、何かと激しい言動が目立ちます。

参照:ニュース記事
射殺したのは、まだ僅か1000人だ
オバマ大統領を侮蔑

傍から見れば暴挙のように見えますが、フィリピン国内での支持率は90%にも達していて国民が強引なやり方でもいいから現状を変えたいと考えている様子が伺えます。最善策とは言わないまでも、状況や時代背景によってこのような荒っぽいやり方が必要とされることがあるわけですね。

話を戻して、信長はLPが5、Dも5、Pも5です。加えてBD1ですので、行動を抑えるナンバーがありません。平和な時代の一般家庭に生まれていれば「今でしょ!」の林修さん(LP5、D5)のように情報通の人になっていたかもしれませんが、育った環境からしても行動力の面を発揮せざるを得なかったと考えられます。

今に語り継がれている信長像といえば、人使いが荒く、言い出したら聞かず、感情無視…その裏返しで仕事の早さや行動力、組織を機能させる腕は抜群といった猪突猛進型のリーダーです。一度正義と信じたことを実践するためにはどんな壁もぶち壊すチャレンジャー5さんのど真ん中といった感じです。

荒れた国を正そうとするドゥテルテ大統領と、戦乱の世を終わりに向かわせて天下統一への流れを作った信長…他の数字の人がお手上げの時こそ5さんの出番なのかもしれません。

明智光秀

一方、数字から読み取れる明智光秀像は、現代で言えば仕事の才能があって人づきあいや人脈作りも上手いけれど会社勤めが苦手(LP3)、そしてちょっと自信過剰な人(D1)。友達目線では輪の中心にいる人気者、同僚目線では世渡り上手で妬ましくも成果は認めざるを得ない存在です。

LP3は変化を求める性格で型にはめられることがストレスになります。「ああしろ、こうしろ、それはするな」と口うるさく言われるほど逆らいたくなる性分です。それに加えて、D1は本来の役回りが自らの意思で動く開拓者ですので、命令されたり上から目線で評価されたりするのを強く嫌います。

総合すると二人の関係は、要は5さんに振り回される3さんの図だったのではないかと筆者は思います。方向性とリズムさえ合えば相性が良いのですが、一旦ズレが生じると行動力の強い5さんに3さんが常に引きずり回される形になってしまいます。現代でもこのパターンで愚痴をこぼす3さんを少なからず見かけます。

本能寺の変

さて、本能寺の変は、光秀のD1がポイントのように思います。自分が天下を取った方が世の中上手くいくと根拠なく確信していたかもしれませんし、またディスティニーナンバーは衝動的な行動にも出ますのでもしかすると気分屋のLP3と相まって“つい”やってしまったのかもしれません。

あくまでも例えばの話ですが…最初は素直に信長の命令に従うつもりで中国地方へ向かう準備をしていたのが、急に今までの扱われ方に腹が立ってきて

「くっそー、信長社長また無理難題言いやがって…。たまにはこっちの言い分聞けよな。やる気出てきたと思ったらすぐ配置転換されるし。だいたいこんな仕事、俺だからなんとかこなしてるけど、ありえん要求よな、これ。どうせ今回だってろくに感謝もされんやろし。はー…いつまでこんな生活が……もう、やってられっかー!」

と、いわゆる“ブチ切れた”状態に。現代のLP3さんなら辞表を叩きつけてサッと縁を切ってしまうこともできますが、当時の状況を考えると、辞める=信長に殺されるわけですから、やむを得ず「(めんどくさいけど)敵は本能寺にあり!!」となった可能性がなきにしもあらず…(笑)

その後、予想外に早く秀吉が戻ってきて天王山の戦いであっという間に負けてしまいますが、ここは読みが浅かった3さんの図が頭に浮かびます。司馬遼太郎(←この方も、ちょっと意外ですがLP3です)の小説 『功名が辻〈二〉』では雨で火薬を湿らせて鉄砲が使えないまま秀吉と戦うことになったような描写がされていますが、ミスが多い3さんですので、数秘術的にも十分あり得る話です。

諸説あるものの定説が存在しないと言われる本能寺の変、実は案外しょうもない理由だったのかもしれません^^; 現代の5の社長さんは(特にD1の)3さんには調子に乗らせない程度に?機嫌よく仕事させてあげましょうね(笑)

(後略)

バックナンバーの一覧に戻る

メルマガのお申込み

こちらのフォームからお申込みいただけます。ご購読は無料です。

登録確認メールが届かない場合は、お手数ですが迷惑メールフォルダや受信設定をご確認ください。(特に携帯は受信拒否設定などありますのでご注意ください。)

メルマガ登録フォーム

メールアドレス

読者購読規約 (リンク先:まぐまぐ)

Twitter

プリラボ!による人間観察メモ。各数字のキャラが際立つ言動や、数字による考え方の比較をつぶやいてます。

フォローはこちらから


Facebook

Twitterに投稿した記事に加えて、ちょっとした発見やタイムリーなネタにまつわる数字の話、アプリのアップデートなどをお知らせします。

フォローはこちらから



お問い合わせフォーム

プリラボ!からの返信メールが届かない場合は、再度お問い合わせいただくか迷惑メールボックスをご確認ください。

e-mail  
電話番号    *半角英数字


(お電話の場合 時から 時まで)

*鑑定ご依頼の場合のみ
生年月日 *西暦、和暦どちらでも可

*鑑定ご依頼の場合のみ
生まれた時のお名前 *ローマ字またはひらがな

*鑑定ご依頼の場合のみ
特に聞きたいこと